In 2024

Oceans Fostering Innovation

普段の何気ない生活のなかで、ふと面白いアイディアが思い浮かぶことはありませんか?
お風呂の中や、散歩中、仲間との談笑中など、その場面は人によってさまざまですが、そのどれもに共通しているのはリラックスタイムという点ではないでしょうか。脳は休まっていると感じる時間でも、潜在意識のなかで思考し続けており、リラックスしているときは思考が活性化されている状態と言われています。

食事をするために食卓につくように、アイディアを生み出したいときは意識的にその環境を作ることが必要です。オフィス空間でそれを実現する一つの手段として、私たちはリクライナーをオフィスに取り入れることを提案します。体勢を変えることですぐにリラックスできるリクライナーは、人々の思考を柔らかくし、イノベーションのきっかけに繋がる要因になると考えます。

Hammerhead

海洋を雄大に泳ぐハンマーヘッドシャークをモチーフにしたHammerhead。
構成するパーツが全体的に大きくデザインされており、座面間口が880mmと広く余裕のある座り心地のため、体格の良い方でもゆったりと体を預けられます。デスクワークの時間をより充実したものに彩ります。

海洋を雄大に泳ぐハンマーヘッドシャークをモチーフにしたhammerhead。
頭部が左右に張り出した金槌型のフォルムや、海洋生物ならではの曲線の滑らかさをリクライナーに投影しました。構成するパーツひとつひとつに存在感を持たせ、座面間口は450mmあり、体格を問わず座った時の余白が心地よく感じられます。デザインが導くラグジュアリーな空間と寛ぎの時間が、心から充実したひとときの一因を担います。

Dolphin

水中を遊泳するイルカをモチーフにデザインされたDolphin。
座面間口は785mmとコンパクトな大きさに仕上げており、どなたでも座りやすいフィット感とおさまりの良い座り心地のリクライナーです。全面総張りにより生まれるスタイリッシュな流線形の曲線とディティールの程よい丸みが心地よく、豊かな時間を演出します。

水中を遊泳するイルカが海に潜り込む姿を表したDolphin。
捕食するための鋭さを感じさせる口元や躍動感のあるヒレをモチーフにするだけでなく、中央が太く前後が先細りとなる紡錘形にまとめることで、速く泳ぐことに特化した生命の躍動感をリクライナーに投影しました。全面総張りにより生まれるディティールの程よい丸みが、イルカのもつ可愛らしい印象を彷彿とさせます。座面間口は445mmに設定し、体に沿う安心感があります。デザインが形作る思いやりが、落ち着いて集中できる時間を後押しします。

Kangu

氷上を歩くペンギンをモチーフにデザインされたKangu。
ゆったりとしていて気持ちの休まる「寛ぐ」という言葉を投影しており、座面間口は800mmとゆとりがあります。複数の有機的な曲線が生むふっくらとした見た目と座り心地。目で見て、肌で触れて心地よいと感じさせるKanguの周りには、穏やかで温かいひとときが訪れます。

氷上を悠々と歩くペンギンをモチーフにデザインされたKangu。
空を飛ばず速く泳ぐことを可能にする翼や、極寒地を生き抜くための厚い皮下脂肪と密度の高い羽毛は悠然たる姿を形作ります。木部フレームの洗練されたシルエットや張り感のあるクッション、複数の有機的な曲線が生む柔らかな触り心地を「寛ぐ」という言葉の真髄と調和させることで、心地よいと感じさせるリクライナーを再定義しました。デザインがもたらす包容力のある佇まいがオフィスでの緊張感と柔軟な思考を共存させ、没頭できる環境を築きます。

Oceansシリーズのリクライナーには、FUJI FURNITUREが一ノ坪製作所様と共同で開発したオリジナルメカを使用しています。オリジナルメカを使用することで、Oceansシリーズのリクライナーはレバーを引き体重移動をすることで簡単にリクライニングができ、違和感なくフルフラットになります。レバーを戻すことでお好みのリクライニング角度でロックを掛けられ、フットは背の角度に応じて連動して上がります。感覚的な操作を可能にしながらも、リクライナーからはそのメカの存在を感じさせません。開発当時にもフルフラットができるリクライナーは市場にありましたが、メカが見える位置にあり存在感が強く、無骨な印象を持っていました。オリジナルメカは、リクライナーの洗練されたデザイン性を損なわずとも、高い機能性を実現するための重要な要素です。オリジナルメカがOceansシリーズのリクライナーと美しく融合するに至るまでの濃密な開発過程をご紹介します。

Background of development

2008年を迎えた当時、FUJI FURNITUREには2つの大きな想いがありました。「これまでにない”新しい”リクライナーを作りたい」そして「2009年の創業50周年に向けて記念商品を開発したい」。それらは抽象的で、スタート地点に立っていない漠然としたものでした。そんな矢先に、インテリアデザインを中心にプロダクトデザインやグラフィックデザインを行うSHOCK DESIGNの加藤 将デザイナーと出会い、FUJI FURNITUREはリクライナーシリーズのデザイン提案を依頼。満ち足りたような寛ぎが期待できるフルフラット仕様と、コンセプトと家具が隙なく融合した目を惹くデザインを合わせもつリクライナーは、先の2つの大きな想いと重なりました。オリジナルメカ開発の始まりです。

Background of development

2008年を迎えた当時、FUJI FURNITUREには2つの大きな想いがありました。「これまでにない”新しい”リクライナーを作りたい」そして「2009年の創業50周年に向けて記念商品を開発したい」。それらは抽象的で、スタート地点に立っていない漠然としたものでした。そんな矢先に、インテリアデザインを中心にプロダクトデザインやグラフィックデザインを行うSHOCK DESIGNの加藤 将デザイナーと出会い、FUJI FURNITUREはリクライナーシリーズのデザイン提案を依頼。満ち足りたような寛ぎが期待できるフルフラット仕様と、コンセプトと家具が隙なく融合した目を惹くデザインを合わせもつリクライナーは、先の2つの大きな想いと重なりました。オリジナルメカ開発の始まりです。

SHOCK DESIGNの加藤デザイナーは、1973年に生まれ、高校の三年間をデンマークで過ごし、日本へ帰国後芸術大学の入学・卒業や飛騨高山の家具メーカーへの入社を経て、デンマークのコペンハーゲンでSHOCK DESIGNとして活動を開始しました。プロダクト・インテリア・グラフィックデザインまでのオールラウンダーとして、様々な企業へのデザイン提案を行っています。
そんな加藤デザイナーが2008年に提案したOceansシリーズは、FUJI FURNITURE工場までの道中にて、淡路島と徳島を結ぶ鳴門大橋を渡ると有名な渦巻海峡が眼下に広がり海の大きな力に目を奪われたことがはじまりです。現在も取り扱いのあるリクライナーのHammerheadやDolphin、サイドテーブルのRemoraの他に、リクライナーのMantaやLobster、ソファのCrab、サイドテーブルのOctopusもありました。リクライナー全てに共通して、海洋生物をモチーフにしたメカを感じさせない研ぎ澄まされたデザイン性と、至高のリラックス感を期待できるフルフラット仕様が求められました。

FUJI FURNITUREにはこれまでにいくつものリクライナーを開発し続けていました。10年前に当たる1998年には、通常のフットレストを伸ばした状態からさらに高い位置にフットレストが上がるダブルアクションフットレストメカを開発。フットレストとリクライニングは独立しており、快適さの幅を広げました。2024年現在でも高い評価をいただいています。

リクライナーをいくつも開発し続ける一方で、リクライナーに対する課題を3つ抱えていました。
1つめは、背当たりの不快感。当時のリクライナーは、リクライニングすることで倒れる背もたれに合わせて座面が前方に移動するため、座った時の背中と背もたれの接点がずれ、服がシワになったり、座り心地がしっくりこず無意識に座りなおす必要がありました。
2つめは、リクライニング角度。寛ぎの心地よさを高めるようなフルフラットにできるリクライナーは、当時のFUJI FURNITUREに作ることができませんでした。
3つめは、重量感のあるデザイン性。メカは隠すことなく存在感があり、その機能からリクライナーは箱型のデザインで重量感がありました。一家具として洗練されたデザインとは程遠いものでした。

FUJI FURNITUREにはこれまでにいくつものリクライナーを開発し続けていました。10年前に当たる1998年には、通常のフットレストを伸ばした状態からさらに高い位置にフットレストが上がるダブルアクションフットレストメカを開発。フットレストとリクライニングは独立しており、快適さの幅を広げました。2024年現在でも高い評価をいただいています。

リクライナーをいくつも開発し続ける一方で、リクライナーに対する課題を3つ抱えていました。
1つめは、背当たりの不快感。当時のリクライナーは、リクライニングすることで倒れる背もたれに合わせて座面が前方に移動するため、座った時の背中と背もたれの接点がずれ、服がシワになったり、座り心地がしっくりこず無意識に座りなおす必要がありました。
2つめは、リクライニング角度。寛ぎの心地よさを高めるようなフルフラットにできるリクライナーは、当時のFUJI FURNITUREに作ることができませんでした。
3つめは、重量感のあるデザイン性。メカは隠すことなく存在感があり、その機能からリクライナーは箱型のデザインで重量感がありました。一家具として洗練されたデザインとは程遠いものでした。

オリジナルメカの開発を通してこれら3つの課題に取り組み、加藤デザイナーの描いた想いに添った商品開発を目指しました。

フルフラット仕様のメカ開発において、背が倒れ脚が起き上がった水平に近い状態まで背・座・足それぞれのパーツが連動し、無段階にリクライニング角度の調節ができるものを目指しました。各部分が連動することによって、ベッドに横になるような快適さを叶えます。

当時の市場にもフルフラット仕様のリクライナーはありましたが、仕様感と見た目の軽やかさを両立したリクライナーはまだ市場にはありませんでした。そこで、オリジナルメカの開発を通して、リクライナーの3つの課題に取り組み、加藤デザイナーの描いた想いに添った商品開発を目指しました。

・そもそもフルフラット仕様とは?
→ 無段階リクライニングシステム
→ その座り心地

・当時のフルフラット仕様
→ フルフラット仕様のリクライナーは市場にあったが、まだまだ珍しいものだった。
→ メカが見えていて存在感があった。

オリジナルメカの開発を通してリクライナーの3つの課題に取り組み、加藤デザイナーの描いた想いに添った商品開発を目指しました。

Joint development with Ichinotsubo Manufacturing

フルフラット仕様のオリジナルメカを開発するにあたり、一ノ坪製作所様に協力を仰ぎました。株式会社一ノ坪製作所は1948年の創業以来、一貫してスチール製品のOEM製造を行う企業です。開発・設計・部材の調達・プレス・溶接・塗装・組み立て・出荷に至るまで、すべて奈良県と三重県に所在する国内の自社工場で行っています。高い技術力とものづくりにおける丁寧な姿勢、そして、徹底した品質管理と環境保全。創業75周年を迎えた現在に至るまで緻密に積み上げてきた結果、様々な業界から求められています。決して長くはない開発期間に濃密な時間をかけて、FUJI FURNITUREの構想を細部に至るまで実現していただきました。

Joint development with Ichinotsubo Manufacturing

フルフラット仕様のオリジナルメカを開発するにあたり、一ノ坪製作所様に協力を仰ぎました。株式会社一ノ坪製作所は1948年の創業以来、一貫してスチール製品のOEM製造を行う企業です。開発・設計・部材の調達・プレス・溶接・塗装・組み立て・出荷に至るまで、すべて奈良県と三重県に所在する国内の自社工場で行っています。高い技術力とものづくりにおける丁寧な姿勢、そして、徹底した品質管理と環境保全。創業75周年を迎えた現在に至るまで緻密に積み上げてきた結果、様々な業界から求められています。決して長くはない開発期間に濃密な時間をかけて、FUJI FURNITUREの構想を細部に至るまで実現していただきました。

1st Prototype Model 2008.07 –

リクライニングメカの初回モデル。背座の動きに合わせてフットレストが連動し、ラウンド機能を兼ね備える機構でありながらも、様々なサイズやデザインに対応できるものを目指しました。メカの横幅が狭く、フット部は板状の金属を採用しており、現在とは大きく異なる設計です。

リクライニングの角度や背の倒れるスピードが想定と異なることに違和感を感じ、リクライニングの作動を追及し始めました。性別や体格の異なる社員17名が実際に座って、リクライニングの不安定さや角度の物足りなさ、リクライニングのスピードが速いといった指摘が上がりました。また、部品や構造の干渉や、メカの飛び出しといった大きな課題がいくつも発生しました。

1st Prototype Model 2008.07 –

リクライニングメカの初回モデル。背座の動きに合わせてフットレストが連動し、ラウンド機能を兼ね備える機構でありながらも、様々なサイズやデザインに対応できるものを目指しました。メカの横幅が狭く、フット部は板状の金属を採用しており、現在とは大きく異なる設計です。

リクライニングの角度や背の倒れるスピードが想定と異なることに違和感を感じ、リクライニングの作動を追及し始めました。性別や体格の異なる社員17名が実際に座って、リクライニングの不安定さや角度の物足りなさ、リクライニングのスピードが速いといった指摘が上がりました。また、部品や構造の干渉や、メカの飛び出しといった大きな課題がいくつも発生しました。

メカの飛び出しやメカの押し上げを指摘。

木枠と回転軸の干渉を指摘。

メカの状態から家具になるまでの構造の想定。

L型金具の形状を変更依頼。

手書きの図を用いて質問に回答。

2nd Prototype Model 2008.09 –

フットメカの作動に関わる構造について、安全面を考慮した形状へと改良を行いました。より簡単にリクライニングの動作が行えることを目指し、背部にガスシリンダーを搭載しました。一方で、座下部分の主となる基本構造には、使用するプレートの薄さから側面に対する強度面への懸念がありました。

金具の取り付け位置やパーツの形状など細部の検討事項が増えていきました。リクライニングを操作するためのハンドルレバーについても新製作が始まり、できる限りシンプルでコンパクトに収め、リクライナーのデザインに沿うよう検討を進めました。背部分と座部分のそれぞれの機構の支点の位置関係が決定し、問題点として挙がっていたリクライニングの不安定さやリクライニングスピードを調整。この支点の位置関係は、後のPlototype Modelの基盤となりました。

製造に当たっての課題や細部の検討事項を整理。

ウレタンを貼ったモックアップ。クッションが薄く、操作レバーはむき出しである。

背部分と座部分のそれぞれの機構について、支点の位置関係を模型を使って確認。

ハンドルレバーに関する構想。

3rd Prototype Model 2008.10 –

背部に搭載していたガスシリンダーは組立てを考慮して座下部に収め、表層面にコの字カバーを被せることでメカ本体の強度を向上。製造の作業性を良くするためにフットメカと座枠を取り付けられる仕様に改良しました。フットの固定金具がウレタンと干渉する問題が新たに発生しました。

細部を詰めるほど、部材の干渉や飛び出しといった問題が発生したため、一ノ坪製作所様との細かなやり取りを幾度も行いました。完成形に近いモックアップを作製し、がたつきや音鳴り、座り心地への課題に取り組みました。

3rd Prototype Model 2008.10 –

背部に搭載していたガスシリンダーは組立てを考慮して座下部に収め、表層面にコの字カバーを被せることでメカ本体の強度を向上。製造の作業性を良くするためにフットメカと座枠を取り付けられる仕様に改良しました。フットの固定金具がウレタンと干渉する問題が新たに発生しました。

細部を詰めるほど、部材の干渉や飛び出しといった問題が発生したため、一ノ坪製作所様との細かなやり取りを幾度も行いました。完成形に近いモックアップを作製し、がたつきや音鳴り、座り心地への課題に取り組みました。

寸法の変更による影響。

細部の確認とその回答。

座枠と脚カバーの変更依頼。

座受けパーツについて変更依頼。

張地や成型フレームまで取り付けたモックアップ。クッションにボリューム感がなく、メリハリがない。

木枠の寸法変更依頼。

FUJI FURNITUREで行う強度試験の実施計画。座に65kgwの荷重をかけた状態で5万回リクライニングに耐久できるか確認。

FUJI FURNITUREにて強度試験実施の様子。

4th Prototype Model 2009.02 –

フットメカと座枠の取り付け部にカバーを設けたことでウレタンとの干渉が改善されたものの、座枠からカバーが飛び出すような形状のため、触れた時に違和感が残る結果となりました。強度面と耐久性の更なる向上を目指して、座の可動に関わる構造は全て板状からコの字型へと改良しました。3rd Plototype Modelまでは固定されていたヘッドレストを可動させるために、背の上部の形状を変更しました。

一ノ坪製作所様にてメカの耐久試験をいくつも実施し、荷重に対する変位の解析を実施しました。メカの相対的な強度だけでなく、パーツごとの強度を実証することで、より裏付けされた結果を保持しました。

座角度変更のための設計変更。

メカの支柱部分のカバーについて仕様を変更。

メカの強度試験を一ノ坪製作所様にて実施。フット部分に荷重をかけて、座部分への影響を確認。

メカの強度試験を一ノ坪製作所様にて実施。変形するまで座部分に荷重をかける。

メカのロッド部分の強度解析。向かって左側に荷重を掛けた時の変位を確認。

メカの座部分の強度解析。向かって右側に荷重を掛けた時の変位を確認。

5th Model 2009.08 –

改良が続くフットメカは、座枠との繋がりをフラットにして触れた時の違和感を解決しました。背部分の高さを低くすることで、製造時の組み立て作業の効率を高めました。リクライニングをアシストするバネの搭載や、軽量化のためにコの字型カバーをくり抜いて最終調整を行い、軽量化と耐久性を両立したメカが完成しました。

FUJI FURNITUREはこのオリジナルメカに対して、製品や技術を保護するために特許を取得しました。今後も製品や技術の保護を継続すると共に、新たな発展を目指します。

■特許番号:第5306848号
■特許登録日:2013年7月5日
■発明の名称:椅子
■特許権者:冨士ファニチア株式会社

5th Model 2009.08 –

改良が続くフットメカは、座枠との繋がりをフラットにして触れた時の違和感を解決しました。背部分の高さを低くすることで、製造時の組み立て作業の効率を高めました。リクライニングをアシストするバネの搭載や、軽量化のためにコの字型カバーをくり抜いて最終調整を行い、軽量化と耐久性を両立したメカが完成しました。

FUJI FURNITUREはこのオリジナルメカに対して、製品や技術を保護するために特許を取得しました。今後も製品や技術の保護を継続すると共に、新たな発展を目指します。

■特許番号:第5306848号
■特許登録日:2013年7月5日
■発明の名称:椅子
■特許権者:冨士ファニチア株式会社

CSR-お客様を アフターフォロー|冨士ファニチア

Product Aftercare

オリジナルメカやリクライナーをはじめとしたFUJI FURNITURE製品は国内生産のため、万が一不都合が生じた場合に素早く対策をとることができます。海外製では取り寄せ対応などに時間と費用がかかりますが、そのようなデメリットもありません。お客様にとってもより良いアフターケアを行えることは、オリジナルメカやFUJI FURNITURE製品の大きな特長です。

また、2017年に韓国、2020年に中国、2020年に台湾へと輸出が始まりました。ラグジュアリーなデザインと滑らかな操作感、確約された強度や安全性が評価され、高い評価をいただいています。

Product Detailing

メカの開発により、リクライニング機能・ラウンド機能・ヘッドレスト調節機能が搭載され、オフィスでの満足度を高めます。
リクライニングは体重移動のみで行い、手元のレバーを使ってお好みの角度にロックでき、感覚的に居心地の良い角度に調整ができます。背が倒れるのに連動してフットが起き上がり、ヘッドレストの角度も細かく調節可能です。頭から足先までフルフラットな体勢で寛ぐことができるうえ、360度回転するラウンド機能でどこからでも座ることができ、作業中に話しかけられた際にも簡単にそちらへ向くことができます。

画像差し替え

Hammerhead

堂々とした品格のあるフォルムが魅力のHammerhead。
成型合板を大胆に使用した大きな曲面が木目の美しさを際立たせます。木部は成型合板で曲げ加工を施した後、プログラムを入力して切削するNC工作機械を使用して加工しており、成型合板の曲線を損なわない、360度どこから見ても美しい仕上がりです。ヘッドと背の繋がり、背から肘への曲線など、木部だけでも多くのこだわりが詰まっています。クッション内部には密度が高く耐久性のあるモールドウレタンを使用しており、ゆとりのある座り心地と相まってハイクラスな時間をお楽しみいただけます。

Hammerhead

寄りかかった体を支えてくれるクッションは厚みがあり、体のラインに沿った形状をしています。ヘッドレストは湾曲したデザインが頭を優しく受け止めてくれます。木部がクッションにぴったりと吸い付くようなディティールが美しいと感じさせます。

成型合板を大胆に使用した大きな曲面が木目の美しさを際立たせます。木部は成型合板で曲げ加工を施した後、プログラムを入力して切削するNC工作機械を使用して加工しています。成型合板の曲線を損なわない、360度どこから見ても美しい仕上がりです。

クッションの内部には、部分に合わせたウレタンを使用。座には密度が高く耐久性のあるモールドウレタンを使用しています。張り感のある見た目とゆとりのある座り心地。ハイクラスな時間をお楽しみいただけます。

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HammerheadComposition
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Dolphin

フット部分がイルカの頭部、ヘッド部分が尾びれを彷彿とさせ、イルカがのびのびと遊泳しているようなデザインが特徴的です。全面総張りのデザインが全体を引き締め、シルエットの美しさを際立てます。

比較的標準的な大きさで設計されたDolphinは、厚みのあるクッションと座面奥にかけて傾斜がかかっているデザインによって座った時のフィット感が強調され、ずっと座っていたい安心感を演出しています。

丸みのある肘や、背に施したヘッドへと繋がる弧を描いたステッチなど、随所に曲線を落とし込んだデザインが全体のまとまりを生み、見た目の心地よさを与えてくれます。

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DolphinComposition
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Kangu

頭部から足先にかけて滑らかに繋がるラインが魅力的であり、どの角度からみても一体感のあるフォルムは、ディティールへの細やかなこだわりから生まれています。座る度に新たな発見のあるリクライナーです。

背から肘といったパーツ同士の繋がり、クッションと成型合板との繋がり、柔らかく曲線を描いたクッションの膨らみなど、あらゆる稜線を意識した造形が美しいと感じさせます。

クッションに吸い付くような成型合板は、厚み部分の角を丸く面取りしています。このひと手間が、何気なく触れた時の印象を大きく左右し、ずっと触っていたいと思わせる手触りを叶えています。

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展示会の画像

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出展商品

Hammerhead リクライニングチェア P04500 A BP Triangle 0192
Dolphin リクライニングチェア P04520 A BP Triangle 0152
Kangu リクライニングチェア P04940 A BP Triangle 0122

詳細は各Productsページをご確認ください。
Hammerhead Productsページ
Dolphin Productsページ
Kangu Productsページ

*塗装色の品番は以下の通りです。
ブラック:BP(オーク)

*張地の品番は以下の通りです。
Special Fabric “Kvadrat” Triangle 0192 / 0152 / 0122
カタログやHPに未掲載の特別張地です。

張り地や価格につきましては Contactフォーム よりお問い合わせください。